「所作」を思う、何気ない身のこなしの「形」から「心」
冬から春に向けて、一番に咲く、梅の花。
我が家の梅は、白い花が咲いてくれます。
樹によっては、ピンクのもありますね。
梅に詳しくないのでわからないけど、ピンクのも梅の実がつくんだろうか。。。
日々の何気ない、気持ちや行動の変化を、ゆっくり感じながら、
やってみたい、つくってみたいなど、思うことを書いていたりします。
先日、何かの記事で見た「所作」というワードでの文章。
どこのだったか、そのキーワードに、グっと来てしまいました。
小さいころから、食事の箸の持ち方を始め、小さいことをチクチクと
親から躾をされてました。
当時は、本当に嫌だった。
今になれば、それは親としても当たり前だったことだし
私が恥ずかしい思いをしないようにしてくれていたことだったと
今になって感謝しかないですね。
それをふと思いながら、見た映画を思い出しました。
それは、樹木希林さんが出られていた映画「日日是好日」
おすすめです。
これ、よく家の掛け軸や額で、飾ってあって、どういう意味なんだろうとおもっていましたが
映画を見て、しみじみというか、じんわり響きました。
「所作」というと、なんか私のイメージの中では
凛とした着物を着た女性が思い浮かんだりしましたが、
それは、日々の私の中にあるものであるんだろうな。と改めて思いました。
ゆっくりとこの映画を見ると、
日ごろのガチャガチャして、振り乱して生活しているのはちょっと考えなおして
一息ついて、例えば茶道のように、まず「形」からきちんと入って
わからなくてもまずその「形」を続けていくことであとから「心」がついてくるというものらしい。
まだ、「心」が入るまでには物事を続けれていないのに、ハッと気づきましたね。
また「日々是好日」の映画を見て、もうすぐ来る春に、気持ちを向けたいですね。